2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
※一部、曲バレがあります どんな気持ちになるんだろうとずっと思っていた。 正直、ほぼ勢いで決めた公演で、何より前日からの周囲の動揺で「本当に今観ていいのか?」という疑問もあった。それにそもそも、「ライブに行くこと」を自分の中でまだ飲み込めてい…
※曲、演出バレがあります ステージを作り上げる人なんだと思った。 登坂広臣さんのファーストソロツアー、「FULL MOON」でも冒頭映像演出があった。 物語仕立てで、ライブを始め随所にその映像を進めながらライブそのものを作り上げていく。 その作り込みも…
なんで表現するのか、ということをずっと考えていた。スピーカー前、音楽と声のエネルギーを振動として浴びながら、びりびり震える体内の水分の感覚を噛み締める。 HIPHOPの話をする度に私は「自分ごとを歌う音楽だから好きだ」ということを書く。今回も例に…
英語が身近かと言われるとそんなことはない。 comeをこめ、と読んでしまった高校時代から進歩なく、相変わらず英語にはどこか尻込みしているところが自分の中にあると思う。 そんな私が唯一、英語が身近になる瞬間がある。 それは、映画を観ている時である。…
#つくのラジオごっこ メインはTwitter(@tsuku_snt)のspaceにて、友達と一緒にその時話したいことについてあーだこーだ言ってます。ラジオ「ごっこ」という名前の通り、 ここ数年ラジオに何度も面白い!となってきた私が小さい頃やってたごっこ遊びのように…
恋せぬふたりの感想では、いや感想というより前評判では「とか言いつつ、結局ふたりは結ばれるという終わりが来るんじゃないか」と言われていた。 多くの「恋愛を目的としない」男女の共同生活の物語が「そして二人は結ばれましためでたしめでたし」で終わる…
この映画が自分にとってどういうものだったか、を考えると難しい。それこそ「とっ散らかる」のだ。 食事のシーンが好きだったことや主人公を中心にしたそれぞれの人間関係が愛おしかったこと、出てくる表現ひとつひとつにああ分かる、と頷いたこと。 そうい…
「悲劇に溺れすぎないことが大事だと思います。」 ある作品でのインタビューで源さんが語っていた言葉が好きだ。 それは何も「悲劇」を無かったことにしようという言葉ではない。むしろ、それをしっかりと見つめた上でなお、何ができるかという言葉に思えた…
初めて聴いた時は驚きました。元々の印象は「この人の芝居が好き」。 だからこそ、スピーカーから聴こえる賑やかな声に納得するような、びっくりするような不思議な感覚になったのを覚えています。 そういうものが無い混ぜになって、表すなら「驚いて」、な…
なんの記憶から失われていくか、とはよく話題になる問いかけだ。 視覚の情報なのか、聴覚の情報なのか。 大切な記憶が失われることは、大切な存在を失うことのつらさをより一層際立たせる。 Q10とは、ある日、主人公平太と人間にしか見えないロボットキュー…