えす、えぬ、てぃ

好きなものの話をしよう

総数を数える

「あ、でもこれ取り分けることで3時間つくさんが反省会開催するならやめるけど」と言われて爆笑してしまった。本当になんて、恵まれてるんだろうな。

 


同僚とご飯に行った。

仕事とプライベートは切り分けるタイプがたぶん今、スタンダードで、仕事の同僚とご飯に行ったり遊びにいくと「え?」となるものなのかもしれない。なんなら私もバリバリ「そっち側」である。日々やりたいことが山積みだし、そうなると余計なことに労力を割く余裕はない。
ただ、気が付けばその「やりたいこと」に同僚とご飯もたまに含まれちゃうから仕方ないよな。

 


いやそもそも、職場で好きなものの話をしたり、自分の価値観を話すことはともすれば笑われることだろうし、なんで?なことなんだろうか。別にどっちでも良いんだけど。
ともあれ、仕事の内容的にも「人と話をする」ことが結構、関連していくのでちょうどいい、ってのもある。
もちろん当たり前なんだけどそこにいる人たち全員と「ご飯に行きたい」「休日を過ごしたい」と思うわけではない。たまたまその中で合うひとがいただけなんだ。
ただ昨日、そんな同僚とお酒を飲みに行った帰り、「うれしいな」とずっと考えていた。例えば、ラジオごっこをメインでやってるソラちゃんとも職場で出会ったわけだけど、ソラちゃんはわりと「同じ」が多い。居場所が近かったんだなあと最近しみじみ思う。
そう考えると、今の職場でプライベートでも「会う」を選ぶ、今この人と話したいな、と浮かぶ人の多くは「居場所が近い」ではなかった気がする。価値観も育ちも考え方も結構違う。
語弊を恐れずに言えば、それに「まじかよ」と傷付いたことだって確かにあるのだ。あるのだけど、私はその人たちが好きなのだ。

 

 

違うこともそれを確認する中で傷付くことも理解ってる。理解ってるけど、その上で、あなたと話したいと思う、思ってもらえるのは、結構、奇跡的なんじゃないか。

 

 


美味しいものを食べて飲んで、なんなら話し足りずに2軒目にまで行って飲んで、そこで色んな話をした。怒っていること、嬉しかったこと、好きなことの話、考え込んでいる出来事について。よく笑って、頷き、たくさん話した。

 

 

仕事を1日8時間として、週5日、40時間。いやそもそも残業が結構あるので、それ以上の時間。家族や友だちよりもはるかに時間を共にするなら、どうせなら、なるべく楽しい方がいい。
昔は意地になってそう思ってたけど今は素直に、本心からそう思う。楽しい方がいいし、実際、楽しい。

人生に出会える人の総数は初めから決まってる、なんてことはないだろうけど、かと言って無限大なわけでもないだろう。だとしたら、ひとりひとり、手の届く範囲でも、大事にしていたい。できるかぎり。