激動の一年だったな、と思うけど「激動」じゃない年が思い返すといつ以来ないのか思い出せない。
なんやかんや毎年「頑張ったな」「よく乗り越えたな」としみじみするし、そこから続いて、「楽しかったな」と思うことが多い。これは本当に、ありがたいことだと思う。
自分のやりたいことをやった2022年だった。
ラジオごっこをやり、しかもオールナイトニッポンごっこだと言って深夜に2時間やったこともあったし(あれは本当に奇跡的に楽しい夜で、録音が残せていないのが本当に悔しい)ブログも書いたし、むせおと今年もまた小説を書いてアルバムを出したし、なんと脚本を書いてお芝居もやった。
それは一つ一つは小さなことだと思うけど、でも私にとっては一つ一つがビビってしまいそうなくらいに勇気が必要なことだったし、なんとありがたいことにそれらが思いがけず人の目に留まったりもした。届くのか、と新鮮に驚いたことが一度ならず、何度かあって、だけどそれは別に回数だとか誰に届いたか、というのは重要ではなくて、誰かが受け取ってくれた、ということが毎度、心に差し迫った。
せっかくなので、書いたブログを振り返りたい。
1月:私は星野源を見上げている
2021-2022の年末年始に実は色々あってかなり落ち込んでいたんだけど、そんな中で観た星野源のPOP VIRUSにぶん殴られて衝動で書いた文。はてなブログさんがちょうど「私の推し」をテーマに募集していたので、それにも合わせて書きました。
今年も源さんにはかなりお世話になりました…。
2月:表現すること触れること
改めて年間通して何かを言葉にすることをしたいと怖いの行ったり来たりしていた年だったのかもしれない。そしてタマコウさんのアルバムも今年の上半期をかなり支えられた。
いつまた旅に出られるか分からないのでできたら来年は生でパフォーマンスが観たい。
3月:ボクラ団義へのラブレター
2022年は本当に自分がしんどい時に支えてくれた劇団の無期限休止があった年でもあった。だけど、休止、だからね、と思っているし、久しぶりに観ることかできて、大好きだと思って、それが本当に心から幸せだった。
またお会いできる日をお待ちしています。
4月:喜劇
今年リリースされた星野源さんの喜劇は私にとってはスルメソングだった。じわじわ好きになった、表情を変えた楽曲。
この記事は思いがけない方から感想をいただいてすごく嬉しかった。もう読んでらっしゃらないと思うけど、その節は本当にありがとうございました。
5月:UCC主催「COFFEE CREATION ‘My Blend’ EXPERIENCE」
新しい仕事を始めてアップアップしてたから更新頻度が極端に少ない笑
慣れない環境でももがいてる中でご褒美みたいな1日だった。
6月:生きちゃってんだからしゃあないじゃん
まあ生きてても良いかも、と思う瞬間の多い年だったけどきっときっかけその1はこの日。学生時代の後輩の結婚式で、幸せを噛み締めた話。ガッカリすることが多いから余計にライトに生きてて良かったと口にすると決めた日。
7月:ドーナツ理論
大好きなミスドと友達の話。来年もたくさんお世話になる予定、ミスドにも、友達にも。
8月: selectshop MAISON de SIGN2周年イベント
別名梅田サイファーに沼るきっかけの日。思えば、この日が今年の後半を形づける日になった気がする。ずっと宝物の日の記憶。
9月:ヅカローを観た
念願の宝塚観劇、しかもそれが大好きなハイローだったからたまらなく嬉しかった話。好きはずっと存在し続けるんだよな。
10月:アフターテイストというお話を書きました
今年もむせおとアルバム作りができたよやったー!の記事。お手にとってくださった方々、ありがとございました!まだ通販で買えます!!
本当に小説を書く機会をくれるむせおにはずっと感謝してる。
11月:問い掛けに「はい」と返す
今年の個人的な大きな挑戦だった舞台に立った話。脚本演出役者という無茶な諸々を支えてくれた周囲のひとたちには感謝しかない。あと、いろんな友達が喜んでくれたことにも、すごく支えられました。
何かを作ることはものすごくしんどくて、正直、落ち込むことも多かったけどそれが全部チャラになるくらい幸せだった。
12月:コチラハコブネ、オウトウセヨ
おかえりなさい!ただいま!の公演。本当に本当に、生きてこの日を迎えられたことが嬉しい。
叶えてくれた全ての関係者の方々に感謝を。
また、いつでも寂しくなったら吹原さんの作品を観て会いに行こうと前向きに思えたことが嬉しかった。大好きだ。
そして、この記事で2022年の投稿記事が100本目になります。やったー!ちょっと30.31に駆け込み更新になったけど!
今年の密かな目標だったので無事に果たせて嬉しい。お読みいただいた皆様、ありがとうございます。
しんどいこともたくさんあった。正直、今もしんどいなあと思ってもいる。
体調もそこそこ崩したしそのせいで色んな人に心配もかけた。まさか入社早々有給をほぼ使い果たすとはね。
自分が好きなように過ごしていいよ、友達に言われてその言葉に甘えてほんの少し自分のからに引きこもる時間を増やさせてもらったりもした。
なんだか、そういう意味ではどんどん人と喋るのが下手になった気がするし、なんというかすごいやな奴になったような気もする。まあでも、その辺はきっと、リハビリなのだ。
自分を労って今年の後半は過ごせたから、来年は大事な人たちを大事にする一年がいいな。
今年は大きく見た時に生きるのってそう悪くないかもしれないと思えた年だった。変わらず、生きることが一番苦しいとは思ってるけど。
でも今は、だからそんなすごいことをしてるだけで十分じゃないかと思う。
本当にみんな、おつかれさまでした。
生きてるだけですごいという言葉になんなら反感すら覚えそうな時もあったけど、でもそうじゃなくて、本当にとんでもない偉業なのかもと最近はよく思う。こんなに苦しいこと、続けてるだけですごい。
だからこそ、もうあとは自分なりの楽しいや大切を重ねていければいいのだ、きっと。
だとしたら、来年はそれを、もう少し誰かのためのところに軸を移していけたら良い。
2022年、楽しかったよ!