えす、えぬ、てぃ

好きなものの話をしよう

EXILE PERFECT LIVE 2001→2020

今回、いつものフラッグと一緒に無線での演出ライトがグッズの一つとして出た。
座席情報を入力し、ぱちぱちと光るライトを見ながらドキドキしつつ開演のその時間を待った。


ペンライトを初めて使ったのは登坂さんのFULL MOONの時で、次は敬浩さんの道の駅だった。どちらもその時観たステージの上はもちろん、客席の光も含めて目に焼き付いてる。
だから、今回の演出はとてもとても楽しみだったのだ。

呼吸するように、或いは、少しずつ広がって。もしくは盛り上がりや興奮をステージにいるEXILEさんたちに伝えるみたいに。ぴかぴかと光るライトが本当に美しかった。

 

2001→2020のツアータイトルの通り、セットリストとしてはメジャーどころを押さえながら、さまざまなEXILEさんの魅力を伝えてくれる。
そんなライブの幕開けが「愛のために」スタートなのは、なんて優しくて素敵なんだろう。


https://www.youtube.com/playlist?list=RD6ONNY2xn5Bo

もう私、この曲のMVが発表されてからとてもとても大好きなんですよ。
歌詞がとても優しくて、それを歌ってパフォーマンスするみんなの顔が優しくて。なんか、聴くたびに元気になるし、ああこの人たちはこういうことがしたいんだなって心の中がじんわりあったかくなる。
Love Dream Happinessなんて、最初はすげえ会社名だなって困惑したんだけど、ずっとたぶん、それがしたいんだろうなあってこの曲を聴くたびに思う。綺麗なものを信じる人たちが、とてもとても好きだと思う。
テレビでがっつりパフォーマンスを観てから、更に好きになって、直人さんが特に大好きなのでじっと目が追いがちなんだけど、
ここにいるよって言うみたいに胸を叩く姿に毎回泣いてしまう。


それが、生でパフォーマンスされるのがさ、本当にさ。
しかもたくさんの子どもたちと一緒で、綺麗なステージで、それを何万の「今日」を楽しみにしてた人が見つめてて、嬉しそうにしてて。
あの時間、本当に幸せだったな。


それから大好きだったのはLover Again→Ti Amoの流れですよ……。
もともと、悲しみを表現するダンスの雄弁さに毎回痺れてはいるんだけど、今回の「お芝居」寄りの演出とSECONDメンバーの良さを活かしきった構成……もう……本当に……天才……。
歌声×演奏×パフォーマンス×お芝居が掛け合って何倍にもなっていく。その姿が、本当に…!
LDHの、色んなことにチャレンジしていくメンバーが大好きなんですが、その良さを感じる演出でもあったなあと思う。色んなことができるの、すごい。
そして、そんな中でパフォーマーの切ないくらいの熱量が本当に……耳がきいんってなるくらい大好きでした。伝える、って本当に凄いことだな。
大好きなTi Amoも、敬浩さんをめちゃくちゃ堪能できて幸せだった。歌い方の感情の豊かさもだけど、表情が大好きで。


あれだな、ステージ観てる間、ずっと好きだ、と思っていたな。
最初観に行った時は、なんで好きなんだろうってずっと考えてたんだけど、あれもたぶん、なんか、あまりに好きで不思議だったからだと思う。
とても、好きだと思うことは幸せなんですが、幸せだから余計にこれが変わってしまうことを(それは相手ではなく自分が)怖いというか寂しいと思うし、だから余計に「なんで好きか」を知りたいと思ってしまうのかもしれない。
理由が分かれば、好きで居続けるための方法もわかる気がして。
でもさあ、そんなん、たぶん無いんですよ。無いというか、そんな、言葉が追いつくわけがないんですよ。
だって、めちゃくちゃ幸せだったし、好きだったし、格好良くて綺麗で、最高だったし。
語彙力がなくなるとかじゃなくて、たぶん、そこに在ることが嬉しいんだ。そんでたぶん、それはいつか失くなってしまうからこんなに愛おしいんだな。

そんなことを、誰かを苦しいくらい想う曲を聴きながら思っていた。だって、好きなんだもんな。好きだけじゃ、しょうがないって知っても「もし」って考えちゃうくらい。


それから、パフォーマータイムが、もう、最高で。なんか、逆に最高じゃない時あったんか?ってくらいなんですけど。ないわ。
各兼任グループの曲を使いながら「彼らのパフォーマンス」を堪能するの、やばくないですか。
ああ、この人らすげえぞ!とめちゃくちゃに興奮してしまった。たくさん持ってるカードを見せてもらったというか、その上、ステージ上のパフォーマーのみんながめちゃくちゃ格好良くて楽しそうなんですよ。
EXILEさんって、すげえな。格好良い人がたくさんいるな。
それぞれに良さがあって、楽しいことが詰まってて、大好きだな。


昨日から、振り返ってて。
詳細に書けるような記憶力はないけど、思い出す光景全部が幸せでした。
演出ライトの光がステージに届いて、それを楽しそうに見つめる彼らがいて、本当にあんなに優しい光景はないね。
「こんなにも大きな愛になって包まれてる僕がいたよ」なんだな……。

ステージって、本当に一瞬で消えてしまうし、
形として残るものは心の中にある幸福感を表すにはどれも足りない。
ただ、あの時あの瞬間、あそこにいた私たちの気持ちの中にはずっとずっとあるんだな。大好きで、大切な時間だったな。

だとかを考えたら君との思い出離さない、という歌声に強く強く、肯く。忘れないし、離さない。
例え、記憶として薄れてもなくなるわけじゃない。ああもう、幸せだったなあ。