えす、えぬ、てぃ

好きなものの話をしよう

今を生きていることを「Message」を聴いてめちゃくちゃ考えた

生きている人だな、と思った。だから好きなのかもしれない。
最初からそう思っていたわけじゃないけど。
ワイルドヒーローズを見た時、「このキー坊を演じられる敬浩さんって、どういう人なの」って思ったのを思い出す。

 

キー坊は、特別複雑な役ではないと思う。
シンプルに「主人公」だ。

 


だけど、だからこそ、やり方によっては嘘臭くなる。ただ、敬浩さんのキー坊は信じたくなる真っ直ぐさがあった。そこにある仲間たちへの想いは嘘じゃなくて、一生懸命で、そんなところが、好きだった。

 

嘘かどうか、なんてものを外側から判断するのはとても失礼なことだけど、
敬浩さんは本当だ、って信じたくなるような真摯さがずっとあって、それがもう、全部だって思う。

 


そして、それは彼の表現や言葉に触れるたびに強くなる感情だった。
ライブに行き、映画を観て、それから道の駅に行って。
彼はとんでもなくスターで華があるんだけど、
それ以上に生身の人間らしくて、常に生きている人だった。

 

そう思うのは、全身で目の前のことを受け取ってそれからどんどん変化する人だからだと思う。
敬浩さんの愛情はそこなのかもしれない。
受け取るのが、ものすごく上手というか、優しくて、真摯で。


 

新曲のリリックビデオが発表になった。
シンプルな娘さんと奥さんへの愛情と、今の幸せを言葉に紡いだ曲だった。

 

ああ、幸せなんだな、って心底思った。いま、幸せで大事なものがあって、なんだかそれが嬉しかった。
いつかの番宣で出演された火曜サプライズで、
自分の婚期を尋ねた敬浩さんの表情と選んだ言葉が印象的だ。

 

 

敬浩さんって、全部繋がってる人なんだと思う。これまでと、いまと、これからが。
何を見てきたか、考えてきたか、今何を願ってるのか。そういうの全部が表面に出て、歌やお芝居になる彼がすごく好きだと思う。とんでもなく、魅力的だと思う。

 

 

そして、今この状況で幸せでいてほしい、元気でいてほしい、そうしてまた逢いたい、という「Message」を伝えようとした時、この曲を発表する彼が素敵だと思った。
生きてるなあ、生きてるんだなあ、敬浩さん。
誰もが、誰かから幸せを祈られていて、そうしていまここに存在してるんだ、というシンプルな敬浩さんの気持ちがあって、それをこのタイミングで伝えてくれようとするのが、本当に好きだな。

 

家族や大事な人の幸せを願って、そうすることでたぶん……もちろん、これまでだって敬浩さんはファンの幸せを願ってきたと思うのだけど……もっと広く、たくさんの人の幸せを願ってるというか。きっと、そこに込められる意味がまた色んな色合いになったんだろうし、
ファンや周りの大切な人への愛情がきっと更に確かなものになったんだろうな。

 

 

https://youtu.be/Am04y6eOUG4

 

昨日メッセージ動画を見て、さらりと恩返しという言葉を使う敬浩さんにびっくりして、そのまま、たまらなくなって2019の道の駅を見ていた。

 

愛されてるんだなあ、とファンとして嬉しくなった時間。それから、同じようにファンの人たちと時間と場所を共有できるのが、本当に幸せだった時間。

 

なんか、どんどん柔らかくなる人だなあ、と思っていて。

最近、過去の映像とかブログとか、雑誌を読み返してると今の敬浩さんの柔らかさ、強かさに驚く。し、ああだからいま、好きになったんだなあと思う。(もちろん、過去の敬浩さんも素敵だ、と思うけど私の場合惹かれるきっかけは彼の柔らかさ・強かさだったので)

 

それは全部、生きて、目の前のことに一生懸命接してきたからなんだろうな。
それはただ、格好いいだけじゃなくて苦しいこととか悔しいこととかも全部。

 

私は、敬浩さんの漢があがるなら、紆余曲折あっても獣道を進みたいってところが大好きでそして心底共感して尊敬しているところなんだけど、それを体現するような生き方をしていて、嬉しくなる。

 

 

例えば、道の駅ラストの曲が「Feelings」から「Loving every moment」になって。
歌詞を昨日なぞりながら、飛び立とうとしていた人が飛び立ったんだな、としみじみ思ってたんだけど、
今、「Message」を、聴いた後だと尚更、「Loving every moment」を歌ってくれた敬浩さんが好きだな。
あの曲を会場で聴いたとき、ああ大丈夫だ、と心の底から思った。それは敬浩さんに対してなのか、それとも聴いている自分になのかは分からないけど、生きてることそれ自体が柔らかくて愛おしくなった。
その歌はきっと、2017-2018道の駅から更に時間を重ねた、今だからこそだったんだろうな。


変わっていくから、人生って面白い。
そう思わせてくれる敬浩さんに出逢えたことを、心底幸せだと思うし、どうかこれからも彼自身が幸せでいて、またそんな優しいものを見せ続けて欲しいと心の底から思う。