えす、えぬ、てぃ

好きなものの話をしよう

道途中で、立ち止まって考えてみた

所謂、お気持ち文なのかもしれないので「まじでポエム無理なんだよな」って方は気を付けてくれよな!!!!!

気持ち的に全ての文で「あくまで個人の感想です」をつけたいくらいの勢いです。自分の気持ちを見える形で残す。

 

これは
・お芝居を主食として過ごしている
・三代目のライブ×オンラインを楽しんだ
・直人さんきっかけで三代目はじめLDHにハマり
・おみさんの歌と世界観に何度もノックアウトされてきた
オタクの文章です。


仕事をしてるときによく考える。
正解の攻略法がないのがめちゃくちゃしんどい。資料くらいならギリギリあるかもしれないけど「全方向に使える上司との付き合い方」も「どんな顧客も百発百中で落とせる口説き文句」もどこにもない。
いや、あるのかもしれないけど、私は平凡な人間なのでそんなものは少しも見えてこないし、
毎回毎回あくせくと呻きながら仕事をしている。

 

 

全く無関係な話をし始めたようにも思われるかもしれない。


だけど私的には無関係じゃないのだ。最近、この息苦しさというか苦さをよく、好きなエンタメについて考えるときに味わうことが増えた。

 

いやもっと言えば、本当はずっとエンタメに限らずなんだってそうで、
例えばテスト範囲が決まってて出題元が完全に定められてるような、
そんなものどこにもないんだよなって気付いた時の途方もなさを思い出す。

 

 

 

ある程度確立されていた「こうすれば面白い」が根っこから崩れてきている。
(これはあくまでもある程度、なのでやっぱりそもそも全方向全顧客を口説き落とす、なんてものはなかったのかもしれない。だけど、確立されている、という安定感は少なくともあったと思うのだ)


LDHのライブ×オンラインが始まり、日々賑やかだった。
発表当時から悲喜交々、色んな話題が飛び交った。例えば購入方法の煩雑さ、とか久しぶりにオンラインとはいえライブが観れることが嬉しい、とか、見逃し配信ないのは無理がある、とか(これはまじで見逃し配信を決めてくれてありがとうって思う。やっぱり回線が死ぬことは往々にしてあるし、その時間観れなくても観たい人はたくさんいるので)リハという言葉やそれに伴う投稿に心躍らせたりとか。

 

なんかそういうの全部、すごく久しぶりで楽しかったんだよな。いや、悲喜交々、なので悲しいも混ざってるし実際いろいろと切ねえーとか、人は結局分かり合えねえーって大の字になったりしてたんですけど。
それでもそれも含めて「体験」というか、
この期間に制限されまくってた心の動きみたいなのがギッタンバッタンあって、それってめちゃくちゃ、元の生活、を思い出した。

 

自粛生活、まじで心を動かさずに過ごそうって思ったら全然余裕で出来ちゃう。
好きなものもない代わりに、悲しいことからも目を背けようとは出来ちゃうっていうか。

 


そして同時に、もちろん今までだって百点満点文句なしだけを叩き出してたわけじゃない彼らだとは思うけど、その今まで以上の「試行錯誤」を感じた。
今までのエンターテインメントの代替えを探すつもりは無いと思う。
生のエンタメに触れたことがある人は……それを、届ける側にしろ受け取る側にしろ……代替えなんてものが存在しないことを知っている。痛いくらいの実感を持って。
ただその上で彼らは「絶対負けねえ」のだ。負けたって認めなきゃそれはまだ勝つ途中、の人たちなのだ。

 

そしてたぶん、今、立ち止まったら何か大切なものがたくさん終わるんだろう。

 

それこそ、愛のためにで歌っていた「いつか準備ができてから始めようと思ってたけど」
「今きみが笑顔になれるならその準備は後回し」なのかもしれない。

 

 

正攻法も必勝法も(それは以前なら勝率100%じゃないにしろ、確固たる彼らが地盤を作り上げてきたわりと強いものだったはずだ)無い中で、それでも彼らが作りたいのってたぶん、人が自分たちの表現で笑えること、明日も頑張ろうと思える、楽しいと思えることなんじゃないか。
その方法が自分に刺さるかどうかは一旦さておくとして、それくらいは私は信じたい。
それくらい、っていうか、私にとって、それはめちゃくちゃ大切なことなんですが。

 

何をそんなことに1000字以上書けて話してるのかと言われそうだし、私も何言ってんだろうな、って思うんですけど。
別に全肯定botになるつもりもないんですが、
でもなんというか、三代目のライブ×オンラインが楽しかったな、ということをちゃんと自分のために残しておきたくなった。

 

私はいわゆるキャス配信的な「喋ってるその人」をめちゃくちゃ積極的に楽しむタイプではない。
元々が全部知りたい!となれるほどのキャパシティがないのもあって、その辺はわりとノータッチできている。
だからMC多め、は「おーまじかあ」と正直思っていて、一方でそれを求められてる彼ら、でもあるよなあ、と思っていた。
なのでほんの少しどうなるかなあ楽しめるかなあと思わずこっそり口にもしていた。

ので、正直なところを言えば、思った以上に自分がMC多めのライブでも楽しんだな!と驚いた。

 

 

終わった直後、こう呟いてた。

「わからん、もう何もわからん、いいライブかどうかとかじゃなくて「私には必要なライブ」で「大好きなライブ」で「七人に会いたかった」ということしか分からん」

 

 

で、なんでか考えていたんですよ。もっとパフォーマンスが観たかった、曲がもっと観たかった、と思いながらだというのに、とんでもなく幸せなのはなんでなんだろうって。

 


何度もツイートもしたけど、七人がずっと待っていたその時だからなんだろうな、と思う。
おみさんのインスタストーリーの「歌を唄いたい」という言葉や、GU×SEVENの時の直人さんの「久しぶりに自分が作ったものが届けられた気がする」というのが、
この期間心に刺さっていて、そういう意味で映像で、いつものライブとは違うものであっても「自分たちの表現」を「ファンに届けられる時間」が心底幸せなんだろうな、と思った。

 

それがずっと、約2時間私の頭を締めていたほぼ全てで、なんか、そのよかった、が残ってるせいでMCについてとかあんまり覚えてないのかもしれない(それもそれでどうなんだ)

 

 

もちろんやっぱりもっと歌ってるところ観てえ!とか、
パフォーマータイム!パフォーマータイムはどこにいったんだよ!!!!とか
それはもう、思うんですよ。直人さんの煽りめちゃくちゃめちゃくちゃ観たかった。観たけど。

 

でもきっとそれはこれからどんどんブラッシュアップされていく中の、楽しみの一つだな、と思ってわくわくすることにする。

いやーまじで、そういう意味でこれ観たい、はめっちゃ増えた。


ゴリゴリ映像交えたライブも観たいし、
グループの垣根超えたのも観たいし
パフォーマータイム盛り沢山なショーケースみたいなのも観たいし
というかEXILEさん観たいし
AOSが観たいし
あと、きっと私のこの観たいと同じように交流してほしい、とかわいわいしてるところが見たいってファンもいるだろうし

 

 

それも全部、きっと「勝つ」の形で、
それはきっと生きてる限り更新されていくんだろうな。

 


ある意味でそう考えると、今まで以上に「今この瞬間」を共有してるのかもしれない。何ができるか何がしたいか、受け取ってどう思ったのか、次どんな景色が見えてるのか。

 


私たちはそれを、やりとりしながら一緒に探していくのかもしれない。それは、本当に途方もないし、ちょっとビビってもしまうのだけど、せっかくなら「勝つ途中か!」とわくわくしたい。ぜってえ負けねえの格好良さをいやというほど、これまで知ってきたので。なんなら実戦で試す時じゃないか!くらいのわくわく感と一緒にいたい。

なんか、まじでそう思うと、すげえ生きてんな。私は、彼らと同じ時間を生きてるんだな。